2019/10/03
外構の「なんだこれ」①
こんにちは!日出山です!
さて勝手にシリーズを立ち上げました「なんだこれ」シリーズ!笑
昨日のL字側溝の記事を書いていて…
外構(や住宅)の工事を行っていると、
工事に関わる制度や家の付属物、設備に対して
「なんだこれ?」と改めて気づかれる方もいるのでは…と思い、
豆知識コーナーを立ち上げてみました。笑
住宅や外構のお打ち合わせに役に立てることができれば幸いです!
さて今回は「桝」についてお話します。
桝、とは、住宅から出る水(排水など)が排水管を流れ
集まってくるところのことを指します。
なんだそれ?と思われた方もいるかもしれません。
よく思い出してみて下さい。戸建てのお庭や、家の前や敷地の道路際にいませんでしたか?
まーるい蓋のやつです。
そうです。あの蓋です。
(写真をご参照下さい、よくいるあいつです)
(小さいものが汚水桝、大きいものが雨水枡)
合流したら、向かう先は下水道!
場所によってはその前に浄化槽へ流れる地域もありますね。
大きく桝は「雨水枡」と「汚水桝」に分かれます。
雨水枡はその名の通り、雨水です。
雨水が屋根にあたって、それが樋を通り、雨水桝もしくは地面を流れ、雨水枡へ集まります。
汚水桝は、生活排水(こちらも雑排水と汚水に分かれます)が集まる桝です。
雨水枡と汚水桝は最後に「最終桝」で合流し、下水道へと流れていきます。
生活する上で必ず必要になるこちらの「桝」ですが、
家を建てる時に初めてその存在を知った方も多いかと思います。
しかし実は外構工事にとって、とっても大事なものなのです…!!
なぜかというと、地味で目立たないこの「桝」、
場所によっては、願っていた外構プランが叶わなくなることもあるのです…!!
さてそれはどうしてなのか?
…次回お伝えさせて頂きます!!
それまでみなさん、桝の「位置」をよ~く見ておいてくださいね!
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